南フランスの景色を表現したオレンジ色の屋根と地中海沿岸の景色を表現した水色の窓枠とし、外壁やその他はプレーンな白にしました。玄関ポーチと基礎モルタルをスタンプコンクリートで仕上げ、外壁前面の一部にデザインコンクリートを施しました。

Entrance

(1) 玄関室内の大きな壁に雑貨のキーボックスを埋め込んだ他に、造作扉付の横長ニッチを設定しました。
(2) 玄関土間もスタンプコンクリートで仕上げました。シューズクロークはたっぷり大容量なので、家族全員のたくさんの靴たちを収納できちゃいます。

Living

フランス中東部などで見られる伝統的なフランス式天井(Plafond à la française：プラフォン・ア・ラ・フランセーズ)を表現したリビング梁見せ天井を表現しました。
ブラックボードをブックシェルフと組み合わせ、素朴なデザインの折扉を取り付けしカントリーテイストを高めました。無垢フローリングと天井には濃い目のウォルナット色を使用したのでAyu-mの塗り壁はプレーンな白色を使用しバランスをとりました。

(1) 限られたスペースを利用してミニ書斎を設けました。落ち着いてパソコンや読書が楽しめます。
(2) この部屋は和室というよりは床が畳敷きの洋室という設定にし、琉球畳はリビングのフローリングと続いても違和感の無い色を採用しました。

Dining

キッチン前のダイニングスペースの壁にはレンガタイル風のデザインコンクリートを施し、オレンジ・ブラウン系の配色にする事でかわいい印象にしました。
キッチン横のスペースは本来収納ですが、片側にカウンターを設置して奥様が家事などもできるかわいいパーソナルスペースに仕上げました。

Kitchen

システムキッチンは木製扉をウォルナット塗装して床に合わせ、レンジフードはマウンテンフードタイプを採用してカントリー調のかわいらしさを追及しました。
チェッカーガラスの入った吊戸棚を設置して上部にLED間接照明を設置しました。また造作カウンターなどでお気に入りの食器を飾れて有効に利用できるような提案プランとしました。

(1)階段を登り2Fへ。1Fとは雰囲気が変わってシックな雰囲気が漂います。
(2)面積の大きな壁面にFARROW&BALL製のストライプの壁紙を採用し、それに合わせてドアには濃色のネイビー色を塗装、またウォークインクローゼット前の壁も下地あらわしの間柱を表現してストライプに統一感を持たせて、フリースペース同様にブルックリンスタイルを強く意識したインテリアコーディネートとしています。
(3)男性客に向けて、ニューヨークブルックリンエリアの古い倉庫や工場を改装したようなインダストリアル系のヴィンテージデザインを強く意識し演出をしました。
ツーバイ材を高天井に組みマットなブラック仕上げとしてダクトレールとLEDスポット照明を設置、レンガタイル調の壁面にダミーの水道管を設置して、コンセントやスイッチも敢えて露出配管としてインダストリアル系のヴィンテージ感を表現しています。

 (1)全体的に明るく白で統一し、洗面台はモザイクタイルで仕上げた造作カウンターにガラリ扉付のミラーを合わせて、清涼感のある洗面脱衣室としました。物干しパイプは、今まで違和感を隠せなかったピカピカのステンレスパイプを止めて水道管を使用しヴィンテージ感を演出しました。
(2)トイレはロータンクタイプの便器を採用し、ヴィンテージ感のある手洗い器やかわいらしいニッチカウンターと組み合わせました。

Child’s room

フリースペースからの入り口はドアの敷居部分にモザイクタイルをあしらって、大人の区間からお子様の空間への切り替えを図っています。壁一面にはFARROW&BALL製の壁紙を採用しています。子供室の壁面にもニッチを造作し、収納内のステンレスパイプは水道管を使用しています。

Maman函館／ハウジング・コバヤシさん
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